神田橋 條治 『精神科養生のコツ』
2007年 02月 25日
この本は、友人に教えてもらったのだが、今まで読んだこの類の本の中で異彩を放っていたというか、全く新しいタイプの本で衝撃を受けた。
結局、精神科にかかるような人というのは、脳が弱い(意が弱いとか、肝臓が弱いとか、そう言う意味で)。そして、楽しむことを知らず、「ねばならない」に縛られてきた人が多い。
だから、この本は冒頭で、まず、「気持がいい」を知ること、それが何よりも大切なことだ、と言い切っている。
指テストなど、私にとって受け入れがたい部分もあったけれど、何も本全体を丸々受け入れる必要もないし(これは主治医に言われた)、とにかく徹底的に患者サイドに立った、心のよりどころのような本。
ただ、躁鬱病とか、統合失調症とか、個々の病気に付いてはほとんど触れられていないのも特徴だ。
結局、精神科にかかるような人というのは、脳が弱い(意が弱いとか、肝臓が弱いとか、そう言う意味で)。そして、楽しむことを知らず、「ねばならない」に縛られてきた人が多い。
だから、この本は冒頭で、まず、「気持がいい」を知ること、それが何よりも大切なことだ、と言い切っている。
指テストなど、私にとって受け入れがたい部分もあったけれど、何も本全体を丸々受け入れる必要もないし(これは主治医に言われた)、とにかく徹底的に患者サイドに立った、心のよりどころのような本。
ただ、躁鬱病とか、統合失調症とか、個々の病気に付いてはほとんど触れられていないのも特徴だ。
by hodohodoDA
| 2007-02-25 08:22
| 本