内海健 『うつ病新時代 双極II型障害という病』

珍しく全編双極II型についての本。

精神病は時代に連れて変化するともいわれているが、著者によると、最近のうつ病は過去に考えられていたものとは異なってきているように思われる。それは、単にうつ状態になるのではなく、軽そうを伴う双極II型が増えているのではないか、ということだ。

私は、自分のことを双極II型と思っているので(主治医は言及なし)興味深く読んだ。性格と病気の境目が寝食されているような気がすること、対人関係過敏症、不安障害など、当たっているような気もする。

怖いなあと思ったのは、坑うつ剤によって軽そうが引き起こされ、一度そうなると病状が落ち着くのがむずかしいとあったこと。軽そう状態は本人にとって心地いいので、坑うつ剤が癖になることもある、とあった。はじめにうつになった時、なかなか改善せず前の医者がSSRIをどんどん増やしたのだが、もちろんお陰で助かったのかもしれないけれど、その結果軽そうを引き起こしたのだとしたら医者の責任だー。
by hodohodoDA | 2007-06-05 08:10 |